聖公会のエルサレム教区は1841年に始まり、レバノン、シリア、ヨルダン、パレスチナとイスラエルを含む5つの国にまたがる教区である。殉教者聖ジョージ大聖堂を中心にアラビア語会衆と英語会衆からなる29教会からなり、30人の聖職と約7,000人の信徒がいる。教会は、耳の不自由な人々、身体障害者や高齢者のための施設、病院(200床)・診療所・幼稚園と学校(約6,400人)、職業訓練プログラムを含む33の施設を支援して約1,500の人々を雇用し、仲間のユダヤ人やイスラム教徒との宗教間の対話を強化するために引き続き働いている。教区のこどもたちへの4施設はは、次世代の寛容と受容での教育に努めている。