ほっこり宣教プロジェクト資料編

ほっこり宣教プロジェクト資料編
ほっこり宣教プロジェクト資料編として新しくなりました。
これまでと同様に、他の委員会との協働、教会で役に立ちそうなお知らせなどを掲載していきます

世界の聖公会 8月25日 南アメリカ聖公会

南アメリカ聖公会
 南米での聖公会は、英国人が19世紀に移民してきたことによっている。南米伝道協会(South American Missionary Society) は原地の人々の間で働き続けている。1974年、カンタベリー大主教は南コーン地域の諸教区に司牧の権威を移し、1981年にアルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、北部アルゼンチン、ペルー、ウルグアイの7教区(ペルーは伝道教区)からなる新しい管区が成立した。2013年の統計で信徒数約25,000人、集会数は300だった。2018年にはチリ聖公会が新しい管区として誕生した

世界の聖公会 8月18日 南アフリカ聖公会

南アフリカ聖公会
 南アフリカ聖公会はアフリカ大陸で最も歴史のある管区である。英国人が1806年にケープタウンで最初の礼拝を行い、1847年には最初の主教が任命された。南アフリカ聖公会は、セントヘレナ、トリスタン、モザンビーク、ナミビア共和国、レソト王国、スワジランド共和国とアンゴラを含んだ地域に展開している。アフリカ大陸の聖公会の中では最もリベラルな管区である。現在28教区からなり、信徒数は約400万人。9つの言語で礼拝が献げられ、約1,000教会区で2,000名以上の聖職が働いている。管区はアパルトヘイト後の社会の中で民主主義の確立、HIV/AIDS問題や貧困、環境問題などに積極的に取り組んでいる。また2012年にはエリナ・E.ワムコヤ主教が、アフリカ大陸の聖公会で初めての女性の主教として誕生し、2013年にはマーガレット・ヴァ-チュー主教が叙任された。

世界の聖公会 8月11日 南インド(合同)教会


南インド合同教会
南インド合同教会は、長い準備期間を経て1947年に聖公会を中心に長老派・会衆派の教派が合同して成立した。1990年代には一部のバプテスト派やペンテコステ派の教会も合同した。現在は22教区あり、教会数約15,000、信徒数約400万人、教役者数11,214人で礼拝と社会活動を通して、壊れた共同体の一致を回復し、いと小さき人々と連帯する癒しの共同体を目指している。

世界の聖公会 8月4日 東南アジア聖公会

東南アジア聖公会
19世紀はじめに伝道された東南アジア聖公会はもともとインドのカルカッタ教区の管轄下にあったが、1881年にラブアン・サラワク・シンガポールの各教区で成立した。現在は西マレーシア教区(マレー半島)、サバ教区(マレーシア領ボルネオ島北部)、クチン教区(マレーシア領ボルネオ島西部)、シンガポール教区からなっている。管区はイスラム教の強い地域にあって、福音伝道に励む比較的保守的な管区である。信徒数約98,000人。