コンゴ聖公会 キサンガニ教区
ウガンダの伝道師アポロ・キヴェブラヤが1896年にザイールに聖公会の信仰を伝えた。コンゴ聖公会は旧ザイールの地域を管区としている。福音伝道は1970年代までは大きく進展しなかったが、独立後、教会は膨張し教区を形成した。新しい管区は1992年に始まり、1997年にコンゴ聖公会と名前を変えた。現在8教区。ただし教区主教の所在地はキサンガニ教区を除いて、隣国に置かれている。キサンガニ教区はコンゴ聖公会の中でも最も広い教区で、42教会区、司祭数54と司祭志願者が6名。教会は保育所の運営や青年の教育、農業振興のための訓練、衛生活動など、1996年来続いた内戦の傷跡を癒すための働きをしている。
2012/12/14更新