24日 〔聖霊降臨後第22主日〕日本聖公会代祷表2021年10月
セイロン島における聖公会の伝道は、1796年に最初の礼拝が守られ、1815年に宣教師がその任務を開始した。セイロン聖公会はインド・パキスタン・ビルマ聖公会の一部であったが、1970年にカンタベリー大主教のもとで管区外教会となった。2つの教区から成っており、コロンボ教区は1845年に成立し、クルネガラ教区は1946年に成立した。175教会、聖職数約130人、信徒数は約5万人で、ローマ・カトリック教会についで大きな教会である。教会は幼児教育や恵まれない子供たちへのケア、虐待防止のための働きや防災意識を高める活動等をとおして地域社会に仕えている。
バミューダ聖公会はカンタベリー大主教管轄の管区外教区。バミューダに宣教が開始されたのは1609年で、現在では9教会区14教会からなる。信徒数約1万人、聖職数は9名。教会は、礼拝遵守を中心に、青少年への教育や様々な社会奉仕を行っている。
1880年、第1ヴァチカン公会議の教皇無謬説を受け入れられない信徒・聖職団は公同の使徒的で福音的なルシタニア教会を組織した。教会は1662年英国聖公会祈祷書の翻訳を用いているリスボン市内および周辺の会衆を組織したローマ・カトリック教会の司祭たちから構成された。ルシタニア教会の主教は1958年に聖別され、1960年代初めには多くのアングリカン・コミュニオンの管区と完全相互陪餐の関係を樹立した。1980年にはカンタベリー大主教の権威の下に管区外教区となって聖公会と完全に統合された。現在ルシタニア教会はホセ·ホルヘ・デ・ピナ・カブラル主教の司牧下に17教会、司祭12人、5,000人の信徒がいる。教会は幼児教育・学童保育・ディサービス・女性たちへのサポートなどの社会的活動を行っている
元のローマカトリック聖職の指導力の下で、スペイン改革派教会は1880年にメキシコの主教の司牧の下に出発した。教会はカンタベリー大主教の首都大主教的権威の下で管区外教区として1980年に完全に統合化された。また教会は青年、日曜学校、キリスト教教育、社会奉仕の部門に分かれて様々な取り組みを行っている。30教会、司祭数22人で教会員数約5,000人。