ほっこり宣教プロジェクト資料編

ほっこり宣教プロジェクト資料編
ほっこり宣教プロジェクト資料編として新しくなりました。
これまでと同様に、他の委員会との協働、教会で役に立ちそうなお知らせなどを掲載していきます

世界の聖公会 7/4 パプアニューギニア聖公会

4日 〔聖霊降臨後第6主日〕日本聖公会代祷表2021年7月
パプアニューギニア聖公会
パプアニューギニア聖公会

 1888年に南東パプア・ニューギニアを植民地化した英国は、1889年には宣教師を派遣して聖公会の信仰を伝えた。第2次大戦中に日本軍がこの地域を侵略占領したが、その際に聖公会の信徒・聖職を含む303人の教会の働き人が殉教し殺害された。ウエストミンスター・アビィ西出口上の20世紀の殉教者像の中に、パプア・ニューギニア聖公会の先住民殉教者ルシアン・タピエディの像がある。
 パプア・ニューギニアは、高い山脈と熱帯雨林のニューギニア島の東半分を占め、800以上の言語からなり、人口の85%が自給自足の農業によって生計を立てている。約530万人の総人口のほとんどがキリスト者(約490万人)で、聖公会は約166,000人(3.2%)である。5教区118教会区からなり、173人の司祭が働いている。教会は教育と保健衛生(ことにHIV/AIDS)の分野に力を注いでおり、それはまた全キリスト教会が協働で行なっている働きでもある。