ほっこり宣教プロジェクト資料編

ほっこり宣教プロジェクト資料編
ほっこり宣教プロジェクト資料編として新しくなりました。
これまでと同様に、他の委員会との協働、教会で役に立ちそうなお知らせなどを掲載していきます

世界の聖公会 9月3日  米国聖公会サンホアキン教区・サンディエゴ教区



米国聖公会 サンホアキン教区
米国西部カリフォルニア州にあるサンホアキン教区は、もともとはカリフォルニア教区の伝道教区だったが、1910年に分離して設立された。この教区は米国聖公会内でも保守的な教区として知られており、もともと1万人の信徒を擁していたが、2007年に同性愛問題を巡って米国聖公会から離脱(アングリカン・コミュニオンには残留)を決めたため、教区が離脱派と残留派に分裂した。離脱派が北米聖公会に加盟したため、現在米国聖公会に残留しているのは19教会で信徒数約2,000人。教区は交通問題や銃暴力に反対する運動を行っている。

米国聖公会 サンディエゴ教区
米国西部カリフォルニア州最南部、メキシコ国境に隣接するサンディエゴ教区は、1973年にロサンゼルス教区から分かれる形で成立した。この地域で最初に聖公会の聖餐式が祝われたのは1854年のことであるから、それから120年の月日がたっていることになる。2003年に様々な問題で分裂を経験したが、現在は45教会、14,600人以上の信徒がおり、教区は14の小学校や幼稚園を運営し、福音宣教に力を注いでいる。将来計画にも目を注いでおり、21世紀の教会は、今までの信徒が養育された教会像とは根本的に異なっているであることを前提に、ミッションエリアを中心とした宣教活動を推進しようとしている。