北インド合同教会は、長い準備期間を経て1970年に聖公会を中心に長老派・会衆派・メソジスト・バプテスト等の教派が合同して成立した。現在は26教区あり、7つの宣教目標を掲げて礼拝と社会活動を通して、いと小さき人々と連帯する癒しの共同体を目指している。
マラスワダ教区はインド中西部の中心都市ボンベイのすぐ南にあり、ダリット(カースト制度の外に置かれた民)共同体と農村教会で構成されている、北インド教会の中では最も力のない教区の一つである。1818年から伝道活動が始まり、現在は150教会に35人の聖職と19人の伝道師が働いている。教区はことに子どもたちの教育を通して、神の栄光を現すために喜びの内に仕えている。