1844年にCMSの伝道によって始まったケニア聖公会は、1910年代に教勢が爆発的に拡大し、現在は37教区と1伝道教区、教会数は多すぎて不明だが約1,200以上、信徒数は約500万人。ケリチョ教区は2008年にナクル教区から分かれて設立された。現在、10教会区78会衆、信徒数5,846人で、司祭8人、伝道師47人、レイ・リーダー8人で約2万平方キロの地域を司牧している。マザーズ・ユニオンは約2600人の会員を有しており、教会の宣教活動の大きな力になっている。教区は学校教育や健康管理を提供し、HIV / AIDS、ジェンダー、環境保護、紛争管理などプログラムを通して地域社会に仕えている。