フィリピン聖公会北ルソン教区
フィリピンは長年スペインの植民地であった関係で全人口の90%がキリスト者で、その大半がローマ・カトリックである。1898年の米西戦争でフィリッピンを領有した米国は、南部とルソン北部山間部の他の教派が伝道しなかった地域で宣教した。1990年に管区になり、現在は6教区からなっている。北ルソン教区はルソン島最北部の中央部山中のタブーク市に主教座聖堂を置く教区で、1986年に設立された。教区は神の聖なる教会を建て上げるために福音宣教と地域の人々に手を差し伸べる働きをしている。