ほっこり宣教プロジェクト資料編

ほっこり宣教プロジェクト資料編
ほっこり宣教プロジェクト資料編として新しくなりました。
これまでと同様に、他の委員会との協働、教会で役に立ちそうなお知らせなどを掲載していきます

世界の聖公会 4月21日 カナダ聖公会先住民担当主教



カナダ聖公会 先住民担当主教
先住民ミニストリーは精神的・社会的・経済的・政治的にカナダの最初の国民であるイヌイット族とメイティス(フランス系カナダ人と北米インディアンとの混血)の人々を支援している。カナダ先住民担当主教の任務は、1967年にカナダ聖公会総会が社会学者のC.ヘンドリーにカナダ聖公会と先住民との関係を調査するように依頼したことから始まった。2年後の調査結果は、寄宿学校の生徒が先住民の人々を辱めるような差別的言動をとっていたことを明白にした。そのことを受けて、総会は1969年に平等と相互尊重に基づいて先住民との新たな提携を開発するために基金を設立し、この活動が始まった。働きは徐々にではあるが深められていき、1993年にはカナダ聖公会は傷つけられた先住民の人々に謝罪した。そして先住民担当主教が任命され、宣教牧会の働きが彼らの文化との関わりの中で発揮されている。なお2012年10月にはアダム・ハルケットAdam Halkett主教が先住民出身者として初めてサスカチュワン教区主教として聖別された。