2015年10月11日(日)
聖霊降臨後第20主日(特定23)
詩編90:6
「朝には萌え出て花を開くが 夕べにはしおれて枯れる」
1日
ぼく達の生活のサイクルは
10年でも5年でも1年でもない
そう、1日なのだ
都会は夜も朝もなく
朝が夜となり 夜が朝となっている
それでいいのだろうか
長寿大国と浮かれて 1日を失ってはいけない
夜が来て朝が訪れる
眠って目覚める
眠ることは死であり
目覚めることはよみがえりである
朝が来て夜が訪れるのではない
あくまでも 夜が来て朝が訪れるのだ
1日の始まりは 夜であり眠りであり死である
そして ぼく達はその1日の始まりにこう祈るのだ
―父よ、わたしの霊を御手にゆだねます